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巡回首都制
ルソーの「社会契約論」から巡回首都制
についての箇所を引用しておきます。

「さて大国に抵抗するに足る力を小国に与えるにはどうしたらよいのか。かってギリ
シアの諸都市がペルシアの大王に抵抗したように、また最近の例ではオランダやスイ
スがオーストリア王家に抵抗したようにすればよい。(都市同盟のこと=関曠野)
 だが国家を適当な限界内にとどめておくことができない場合でも、まだ一つの方策
が残されている。それは、断じて首都の存在を許さないことである。すなわち、各都
市を順番に政府の所在地としてゆき、またそこで代わる代わる三部会(当時の
国会のことー関曠野)を召集することである」(「社会契約論」第三編第十三章)。

*上記は、時代塾MLの議論のなかで、提案されていた「首都持ち回り」制度のアイディアの内容である。「東京時代」と定義できる日本近・現代史の東京一極集中を憲法においても是正しなければならない。[白崎]

by shiryouko | 2006-01-10 21:33 | 都市



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