ルソーの「社会契約論」から巡回首都制
についての箇所を引用しておきます。 「さて大国に抵抗するに足る力を小国に与えるにはどうしたらよいのか。かってギリ シアの諸都市がペルシアの大王に抵抗したように、また最近の例ではオランダやスイ スがオーストリア王家に抵抗したようにすればよい。(都市同盟のこと=関曠野) だが国家を適当な限界内にとどめておくことができない場合でも、まだ一つの方策 が残されている。それは、断じて首都の存在を許さないことである。すなわち、各都 市を順番に政府の所在地としてゆき、またそこで代わる代わる三部会(当時の 国会のことー関曠野)を召集することである」(「社会契約論」第三編第十三章)。 *上記は、時代塾MLの議論のなかで、提案されていた「首都持ち回り」制度のアイディアの内容である。「東京時代」と定義できる日本近・現代史の東京一極集中を憲法においても是正しなければならない。[白崎] by shiryouko | 2006-01-10 21:33 | 都市
|
他のサイトへのご案内
フォロー中のブログ
カテゴリ
全体 〜公開掲示板の論点〜 主権 政治体制・天皇制 自治 三権・官僚主権 国際法・条約と国内法 安全保障 性の平等 アジアとの関係 アメリカとの関係 外国人・難民 伝統文化 日本の国柄 環境 景観保護 農林水産業 都市 教育 障害者・高齢者 憲法前文 〜討議資料集〜 これまでの議論のまとめ 各国の憲法集 人権宣言集 日本の私擬憲法集 憲法制定過程 自然法に関して 改憲草案集 参考文献 リンク集 以前の記事
2007年 05月
2006年 08月 2006年 06月 2006年 03月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||