マーチン・ルーサー・キング「非暴力者の十戒」
1、イエスの生涯と教えについて、毎日、黙想いたします。
2、バーミングハムでの非暴力運動は、正義と和解を目指すものであって、勝利を目指す運動ではないことを心に銘記いたします。
3、神は愛でありますから、歩くときも話すときも、愛をもって行動いたします。
4、すべての人間が自由になるための、神のみわざに役立ちますよう、毎日、祈ります。
5、すべての人間が自由になるためには、自分の個人的な願望を犠牲にいたします。
6、味方にたいしても、敵にたいしても、礼儀についての通常の規則を守ります。
7、他人のためにも、また、世界のためにも、定期的な奉仕を行なうよう努めます。
8、こぶしからも、口からも、心から暴力を慎みます。
9、正しい精神をたもち、肉体的には健康であるよう、努めます。
10、非暴力運動の指示と、示威運動の現場指導者の指示にしたがいます。
(『黒人はなぜ待てないか』 みすず書房 より)

*2項目の「勝利を目指す運動ではない」ということが心に残る。物取り運動とは、旧左翼の労働運動を批判した言葉だが、どうも運動というと敵に勝つことが至上命題とされてしまう。ほんとうの運動は、内面的な変革を伴うものであるのだから、永遠の学習過程と言ってよいだろう。当然、そこに、勝ち負けが入り込む余地は無いはずだ。*[白崎 記]

 

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by shiryouko | 2005-08-03 21:40 | 人権宣言集



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