ドイツ連邦共和国基本法第87a条87b条
第87a条(軍隊の設置と権限)
 1 連邦は、国防のために軍隊を設置する。軍隊の員数および組織の大綱は、予算によって明らかにしなければならない。
 2 軍隊は、国防を除いては、この基本法が明文で認めている場合に限って出動することができる。
 3 軍隊は、防衛事態および緊迫事態において、国防の任務を遂行するために必要な限度で、非軍事的物件を保護し、かつ交通規制の任務を遂行する権限を有する。その他、軍隊に対して、防衛事態および緊迫自体において、警察的措置の支援のために、非軍事的物件の保護を委任することができる。この場合、軍隊は所管の官庁と協力する。
 4 連邦および州の存立または自由で民主的な基本秩序の防衛のために、連邦政府は、第91条2項の条件が存在し、かつ、警察力および連邦国境警備隊では不足するときは、警察および国境警備隊が非軍事的物件を保護し、組織化され武装した反徒を鎮圧をするのを支援するために、軍隊を出動させることができる。軍隊の出動は、連邦会議または連邦参議院の要求があれば中止しなければならない。
第87b条(連邦国防行政)
 1 連邦国防行政は、固有の行政下部機構をもつ連邦固有の行政として行われる。連邦国防行政は、軍隊の人員部門の仕事および物的需要の直接的充足を任務とする。障害者扶助および土木建築部門の任務を連邦国防行政に行わせるには、連邦参議院の同意を必要とする連邦法律による授権がなければならない。その他、法律が連邦国防行政に対して第三者の権利の侵害を授権するときにも、連邦参議院の同意が必要である。ただし、これは、人員部門の法律には適用しない。
 2 その他、国防代役制度および一般住民の保護を含む国防のための連邦法律は、連邦参議院の同意を得て、法律の全部または一部が固有の行政下部機構を有する連邦固有の行政として執行され、または、州が連邦の委任によって執行することができる旨を規定することができる。このような法律が、連邦の委任に基づいて州によって執行されるときは、その連邦法律は、連邦参議院の同意を得て、第85条に基づいて連邦政府および連邦最高官庁に属する権限の全部または一部を連邦上級官庁に委任する旨を規定することができる。その場合、連邦上級官庁は、第89条2項一段による一般的訓令の制定について連邦参議院の同意を必要としない旨を定めることができる。
[PR]

by shiryouko | 2005-06-10 14:20 | 安全保障



<< ドイツ連邦共和国基本法第91条

ドイツ連邦共和国基本法第65a条 >>